オンプレミス版MUNサーバの導入について(Windows, C++版)
目次
前置き
導入検討の際における注意事項
オンプレミス版MUNサーバの特記事項(MunTestServerとの違い)
前置き▲
ここからは、オンプレミス型MUNサーバについてWindowsPC環境(C++コード)にて動作させる場合の方法について触れます。
オンプレミス型MUNサーバについて、WindowsPC環境(C++コード)にて以外で動作させたい場合には、以下のページからご覧ください。
オンプレミスMUNサーバの導入について(Linux版)
オンプレミスMUNサーバの導入について(MacOSX版)
オンプレミスMUNサーバの導入について(Windows, C#版)
導入検討の際における注意事項▲
ある程度 MUN クライアントの操作に慣れてから、導入を検討してください。
オンプレミス版 MUN サーバは、MUNを初めて触る方にはあまりお勧めできません。
まずは標準設定(クラウドサービスとして提供している MunTestServer への接続設定)にて、
MUNクライアントの動作に慣れてから、オンプレミス版 MUN サーバの導入を検討してください。
オンプレミス版 MUN サーバを使用するメリット
そもそもオンプレミス版 MUN サーバについては、現行のMUNクライアントの機能に加え、以下の要素を加えたいお客様に適しています。
・ MUN サーバ自体に情報を持たせ、ある程度サーバサイドで動作するネットワークシステムとして活用したい。
・ MUN サーバ⇔ MUN クライアント、または MUN サーバ間で独自機能を持たせて、特殊な情報を送受信するネットワークシステムとして活用したい。
現状の MunTestServer への接続にご満足いただけた上で、より自由なカスタマイズや汎用的な使用方法を希望される段階になってから
導入を検討しても遅くはないと思います。
オンプレミス版MUNサーバの特記事項(MunTestServerとの違い)▲
自前でサーバ管理する技能が必要です。
MUNクライアントのみを使用する場合に加え、ある程度のサーバ運用知識やネットワークに関する知識が必要です。
本サイトでは出来うる限り分かりやすく解説するよう努めておりますが、ところどころ難しい部分があるかも知れません。
その場合には是非 お問い合わせ窓口 からご質問いただければと思います。
こちらでもできる限りのバックアップ・フィードバックに努めてまいります。
同一認証IDを持つクライアントの同時接続数が 100 まで可能です。
おそらく最大の恩恵だと思われますが、MUN ver.1.x における MunTestServer で 20 までに制限されていた同時接続数が、
オンプレミス版MUNサーバを導入することにより、100 までに増加させることができます。
※ MUN ver 2.0 より、MunTestServer についても、同時接続数が 100 までに増加しました。
100 を超える同時接続数を希望される場合には、別途、同時接続数について拡張させたものについて
以下のお申込み窓口よりご申請されたお客様に対しご提供させていただきます。
MUN オンプレミス版お申込み窓口
サーバサイドでの動作を可能にすることで、よりセキュアなシステムを構築できます。
MUNクライアント自体でネットワークゲームを含むオンライン環境を構築することは可能ですが、
完全なクライアントベースのため、チートやデータ改ざんに脆弱さは否めません。
オンプレミス版MUNサーバを導入することにより、システム独自のデータをサーバに持たせることができるようになるため、
よりセキュリティとして強固なネットワークシステムを提供することが可能です。
MUNのシステムに依存しない、MRSベースの独自機能を実装できます。
MUNはMRS(Monobit Revolution Server)によるネットワークエンジンを利用していますが、MUNはその一部機能しか使用していません。
MRSにはもっと多くの機能があり、より幅広いシステムの実装を可能にしています。
新しいバージョンのMUNクライアント、およびオンプレミス版MUNサーバを導入することにより、
MUNのシステムに依存しない、MRSベースの独自機能を実装し、
MUNサーバ間、サーバクライアント間での独自機能を実装することができます。