ボイスチャット用コンポーネントの導入方法について

目次

  概要
  事前設定
  MonobitVoice 関連コンポーネントのアタッチ


概要

MonobitVoice 関連コンポーネントを登録するだけで、簡単にボイスチャットを実装することができます

  このページでは、ボイスチャット機能を導入する手順、
  具体的には「MonobitVoice 関連コンポーネント」を実装する方法について触れます。

  ボイスチャットの機能的にはほぼ完全に自動化されていますので、
  このコンポーネントを導入するだけで、簡単にボイスチャットを実装することができます。


ボイスチャット導入のための事前設定

【事前設定:その1】
自身の操作キャラクタとなるゲームオブジェクトを、「Resources」フォルダ内の .prefab 情報として登録しておくこと

  ボイスチャットを導入するために、自身の操作キャラクタのゲームオブジェクトを用意する必要があります。
  この操作キャラクタを通じて、ゲーム空間内で「そのゲームキャラクタが音声を発信する」という仕組みで動作します。

  そして、これは MUN 本来の仕様に基づきますが、自身の操作キャラクタは必ず「Resources」と名付けられたフォルダ内に
  プレハブ情報( .prefab )として登録しておかなければなりません。

【事前設定:その2】
自身の操作キャラクタとなるゲームオブジェクトに、「MonobitView」のコンポーネントを登録しておくこと

  ボイスチャットによる音声の送受信は、MUN の通信手段の基本原理である「RPCメッセージ送受信」を活用します。

  そして、これも MUN 本来の仕様に基づきますが、RPCメッセージ送受信を行うためには、
  その送受信を行なうコンポーネントを行なうプレハブデータに、事前に MonobitView のコンポーネントを登録しておかなければなりません。

上記の2つの事前設定に関する実例

  上実際に上記2つの「事前設定」を満たすために、「VRボイスチャット」のパッケージ上でどのような操作が必要になるかの実例については
  以下のリンクを参照してください。

    ■ ボイスチャット機能の導入について > 簡単なボイスチャット用プロジェクトの作成#「仮の」プレイヤーオブジェクト(プレハブ)を作成する


MonobitVoice 関連コンポーネントのアタッチ

【復習】ボイスチャットが利用可能になる条件

  先のページである ボイスチャットの主要機能 にて、ボイスチャットを利用するためには、以下の条件を満たす必要があることを述べました。
1. ハードウェア要件として、Windows または Mac を使用する場合、その OS で利用可能な音声入力デバイス(マイク)を所有していること。
2. 事前に、自身が操作するキャラクタオブジェクト(プレハブ)に対し、MonobitVoice 関連コンポーネントをアタッチしていること。
3. MUN の機能を使い、MUNサーバに接続しており、ルームに入室している状態であること。
  このうち、2. で示した「MonobitVoice 関連コンポーネントのアタッチ」についてここでは触れてみます。

自身の操作するキャラクタオブジェクト(プレハブ)に対して、MonobitVoice コンポーネントを登録する

  方法は至って簡単で、対象のキャラクタオブジェクト(プレハブ)の Inspector にて「Add Component」を選択し、
  Add Component のプルダウンメニューから、Monobit Voice Chat > Monobit Voice を選択するだけです。

Monobit Voice 関連コンポーネントをアタッチする実例

  Monobit Voice 関連コンポーネントを登録する実例については、以下のリンクを参照してください。

    ■ ボイスチャット機能の導入について > 簡単なボイスチャット用プロジェクトの作成#MonobitVoice 関連コンポーネントのアタッチ