【目次】
実行手順
マルチプレイヤー環境の実装
実行手順▲
■ サーバのビルドと実行
まずはサーバを起動します。既に起動している場合には
$ ./server.sh stop
を実行し、サーバをストップさせてください。
この上で、
$ ./server.sh debug
を実行し、サーバ内のソースをビルドします。
サーバの起動については前回同様
$ ./server.sh start
で起動させてください。
■ クライアントの実行
Unityの実行ボタンを押下し、クライアントのビルドと実行させます。
マルチプレイヤー環境の実装▲
サンプルのマッチング人数は「1人のみ」に設定されていますので、複数人での同期を可能にしましょう。
■ マッチングルームの収容人数を変更する
マッチングルームの収容人数を変更するには、server/matching/src/sample/RPC_BTL_Matching.hpp の 28行目に定義している
m_RoomCharaMax の値を変更します。
たとえば「3」に設定し、3人まで同一ルームに入れるようにしておきましょう。
protected:
uint64 m_AutoRoomId; // 自動ルームID
static const uint64 m_RoomCharaMax = 3; // TODO マッチング規定人数
■ バトルルームの収容人数を変更する
一方、バトルルームの収容人数を変更するには、server/battle/src/RPC_BTL_Battle.cpp の 14行目に定義している
RPC_BTL_Battle::MAX_ENTER_NUM の値を変更します。
たとえば「3」に設定し、3人でバトルできるようにしてみます。
const uint8 RPC_BTL_Battle::MIN_ENTER_NUM = 1; ///< ルーム入室可能な最小人数
const uint8 RPC_BTL_Battle::MAX_ENTER_NUM = 3; ///< ルーム入室可能な最大人数
■ サーバを再度makeしなおす
サーバプログラムの変更に伴い、サーバを再度makeしなおします。
一旦サーバを停止(stop)し、make(debug)をかけ、再稼動(start)させましょう。
$ ./server.sh stop
$ ./server.sh debug
$ ./server.sh start
■ Unityクライアントをビルドし、クライアントを複数立ち上げられるようにする
あとはUnityクライアントを build で exe ファイルを作成し、クライアントを複数起動できるようにします。
実際に複数Unityクライアントアプリウィンドウを立ち上げて、動作を確認してみてください。
上記で設定したように、3人まで同時接続でバトルルーム内を移動できるようになります。