WebGL版のビルド、および実行手順

目次

  概要
  【注意】 ブラウザベースで動作させる場合には必ずWebSocketを使用すること!
  WebGL版アプリケーションのビルド&実行手順


概要

MUN で生成した Unity プロジェクトをWebブラウザアプリとして生成する手順について

  ここでは MUN で生成した Unity プロジェクトについて、
  Webブラウザアプリとして生成し、実行する手順について触れます。


【注意】 ブラウザベースで動作させる場合には必ずWebSocketを使用すること!

MUN の通信プロトコルを「WS」または「WSS」に変更する

  MUNではWebブラウザ上での通信プロトコルとして WebSocket を採用しています。
  WebGL のビルドにおいてはて、あらかじめ WebSocket で通信するよう設定してください。

  通信プロトコルを変更するために、
  Assets/Monobit Unity Networking/Resources/MonobitServerSettings.asset をクリックして選択してください。

  Inspector 内の Server Settings > Protocol の設定項目について、
  WS(WebSocket)もしくはWSS(WebSocketSecure)のいずれかを設定してください。


WebGL版アプリケーションのビルド&実行手順

ビルド用のサブウィンドウを起動する

  まずは実行バイナリを生成するために、ビルド用のサブウィンドウを起動させます。
  Unity Editor のメニューから、File > Build Settings... を選んでください。

ビルド用のサブウィンドウで、Windowsプラットフォームを選択する

  すると「Build Settings」のサブウィンドウが立ち上がりますので、その中の上部にある「Scenes In Build」のダイアログ内に
  アプリケーションの動作に必要となるシーンファイルを登録します。

  また、サブウィンドウ左下の「Platform」については、「WebGL」を選択し、開発ターゲットを切り替えます。
  サブウィンドウ右下の「Switch Platform」ボタンを押してください。

  WebGL プラットフォームへのターゲット切り替え(素材の変換処理)が完了するまで時間が掛かります。
  変換ダイアログに表示されているプログレスバーが完全に一杯になるまで、しばらくお待ちください。
  WebGL へのターゲット切り替えが完了するとダイアログが自動的に閉じます。

ビルドを実行する

  すべての設定が終わったところで、「Build And Run」ボタンを押してビルドを実行しましょう。

  インストール先を設定するウィンドウが表示されますので、「新しいフォルダー」をクリックし、新規フォルダを作成します。
  新規に作成したフォルダーに名前を付けます。
  作成されたフォルダが選択された状態で、[フォルダーの選択] ボタンを押下します。
  ボタンを押すとビルドが開始され、さらにしばらく待つと、Webブラウザ上で実行処理がなされます。

  また、ビルド先のディレクトリには index.html を含むファイル群が作成されます。
  Web サーバにて公開する場合、出力されたファイル全てをデプロイすることで公開できます。