ルーム入室中の通信量を抑えるには?
目次
概要
基本事項:ルーム入室中の通信シーケンス
MUNクライアント側で、出来るだけシステム全体の通信量・通信頻度を押させるための手法について
MUNはネットワークシステムとして豊富な機能を搭載していますが、無計画に機能を追加していけば
ネットワークシステム全体の通信量が膨大になることは避けられず、MUNの潜在的なパフォーマンスを活かしきれません。
この章では、MUNシステム全体の中で、特に負荷の掛かりやすい「ルーム入室中」における通信量・頻度を抑え、
快適で理想的なネットワークアプリケーションを提供するため、ポイントとして押さえておくべきことを列挙します。
基本事項:ルーム入室中の通信シーケンス▲
ルーム入室中の通信シーケンスから紐解く、通信負荷軽減のテクニック
ルーム中における、MUNクライアントとサーバとの通信制御は、以下に限られます。
結論から先に申し上げれば、現行リリースしているMUNにおいて通信負荷を減らすためには
1フレーム内における「RPCメッセージ」「オブジェクト同期」「各種ルームパラメータ」の送信量を調整する
方法しかありません。
本章では、パフォーマンスチューニングの手法として、この部分の調整手段に絞って紹介していきます。