ルーム入室中の通信量を抑えるには?

目次

  概要
  基本事項:ルーム入室中の通信シーケンス


概要

MUNクライアント側で、出来るだけシステム全体の通信量・通信頻度を押させるための手法について

  MUNはネットワークシステムとして豊富な機能を搭載していますが、無計画に機能を追加していけば
  ネットワークシステム全体の通信量が膨大になることは避けられず、MUNの潜在的なパフォーマンスを活かしきれません。

  この章では、MUNシステム全体の中で、特に負荷の掛かりやすい「ルーム入室中」における通信量・頻度を抑え、
  快適で理想的なネットワークアプリケーションを提供するため、ポイントとして押さえておくべきことを列挙します。


基本事項:ルーム入室中の通信シーケンス

ルーム入室中の通信シーケンスから紐解く、通信負荷軽減のテクニック

  ルーム中における、MUNクライアントとサーバとの通信制御は、以下に限られます。
  結論から先に申し上げれば、現行リリースしているMUNにおいて通信負荷を減らすためには
     1フレーム内における「RPCメッセージ」「オブジェクト同期」「各種ルームパラメータ」の送信量を調整する
  方法しかありません。

  本章では、パフォーマンスチューニングの手法として、この部分の調整手段に絞って紹介していきます。