Mackerel を利用したサーバ監視

目次

  概要
  注意事項
  mun_monitor の起動
  mun_monitor 実行後のサーバ監視


概要

Mackerel を連携させた、MUN サーバの基本的な監視・運用方法

  ここでは、先に導入した mackerel-agent を利用して、
  Mackerel と連携させた MUN サーバの基本的な監視・運用方法について説明します。

注意事項

現在C++版Linux環境のみサポートしています

  C#(.NET Core および .NET Framework)版、ならびにWindows/Mac環境へは対応しておりません。
  ご了承ください。


mun_monitor の起動

MUNサーバの状態をMackerelに通知するためのプロセスを起動する

  モニタリング対象のサーバ環境については
server.sh start
  または
server.sh restart
  実行時に、同ディレクトリに mun_monitor.json として出力します。

  また、以下のコマンドを実行することで、Mackerel 投稿形式に従ってモニタリング情報を出力するようにしています。
ruby ./mun_monitor.rb

カスタムメトリックの表示設定

  mackerel-agent を導入した Linux 環境にて、カスタムメトリックの表示テンプレートを設定します。

  mackerel-agent を導入した時点で、/etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf が存在しますので、
  これを Linux 上の各種エディタで展開するか、WinSCP経由で開きます。

  開いた /etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf に対し、以下のコードを追加します。
[plugin.metrics.mun]
command = "ruby mun_monitor.rb"

  この項目を加えた状態で保存し、エディタを閉じ、mackerel-agent を再起動します。
  再起動後、mackerel-agent がデーモンとして常駐しますので、特段のMackerel設定は不要です。
sudo systemctl restart mackerel-agent

  念のため、以下のコマンドを実行し、JSON形式の文字列が表示されることを確認してください。
mackerel-agent once | grep mun


mun_monitor 実行後のサーバ監視

ブラウザ上での目視確認

  mackerel-agent にて、Mackerelへのメトリック投稿が行なわれ、ブラウザ等からモニタリング情報を監視することができます。
  これ以降の監視方法などについては、Mackerelのオンラインドキュメントをご覧ください。

    トップページ : https://mackerel.io/ja/docs

    グラフの利用方法 : https://mackerel.io/ja/docs/entry/howto/view-graphs
    メタデータの投稿・取得方法 : https://mackerel.io/ja/docs/entry/howto/metadata
      など