FAQ
目次(導入編)
どのプラットフォームに対応していますか?
同時接続数制限はありますか?
MUNテストサーバに接続できない。
同一ルームにログインできない。
プロジェクト内の複数人で共同開発する場合、認証IDを共有したい。
目次(VR設備編)
HTC Vive が正常に動作しません(実行してもVRヘッドセットに映像が映らない、など)。
パッケージに SteamVR Plugin を導入しましたが、実行しようとするとコンパイルエラーが発生してしまいます。
目次(実装編)
iOS10.0以降のiOSデバイスで、ボイスチャット機能を利用しようとするとクラッシュします。
Unity-Chan, SDユニティちゃん関連のWarninngが大量に発生しています。
通信ラグが酷い状態なのですが、何とかなりませんか?
Unity5.3 + MonoDevelopで開発していますが、オートコンプリート機能(Intelligence)が機能しません
目次(機能編)
MonobitEngine.MonobitNetwork.GetRoomData() でルーム一覧が取得できない。
目次(その他)
問い合わせ窓口はありますか?
どのプラットフォームに対応していますか?▲
ボイスチャットパッケージについて
Unity5.0.0f4 以降がサポートするプラットフォームに合わせ、現在のところ、以下のプラットフォームに対応しております。
・Windows(32bit、および 64bit)
・MacOSX(MountainLion(10.8)以降) 、および macOS Sierra
・Android(API14 : Android4.0以降)
・iOS(9.0以降。リリースを考慮しない場合 iOS7.0 以降でも可。iOS10.x 対応については下記注記を参照)
ただし iOS でのリリースにつきましては、別途 iOS 10.x 向けに対応した措置が必要です。
詳しくは以下のFAQのリンクをご覧ください。
FAQ(実装編) : iOS10.0以降のiOSデバイスで、ボイスチャット機能を利用しようとするとクラッシュします。
VRクラウドパッケージについて
VRクラウドパッケージにつきましては、現在のところ、以下のようになっております。
・VRデバイスは 「HTC Vive」 のみサポート(他製品のVRデバイスでの動作は保証外)
・「HTC Vive」の動作仕様、ならびに実装しているボイスチャットエンジンの都合上、「Windows 64bit」のみで動作可能。
(Windows 32bit、ならびに他のOS等では動作不可。)
今後、「HTC Vive」以外のVRデバイスへの対応、ならびに様々なOSへの対応を行なう予定です。
同時接続数制限はありますか?▲
MUNテストクラウド上での同時接続数制限について
テストクラウド上では、開発プロジェクト(アプリケーション)1つにつき、最大同時接続数 は 20 までに制限されています。
MUNオンプレミスサーバ上での同時接続数制限について
別途ご案内させて頂きますので、まずは下記の弊社窓口より問い合わせください。
・MUNオンプレミス版お申込み窓口
http://www.monobitengine.com/munform/
MUNテストサーバに接続できない。▲
ファイアウォールの設定が適用されていませんか?
UnityEditor および アプリケーションのファイアウォールの適用を除外してください。
ファイアウォールの設定につきましては、お客様の環境によって異なりますので、
各自使用されているOS、セキュリティソフトの製造元よりご確認ください。
なお、MUNテストサーバに接続するためのポート番号につきましては、以下のページをご確認ください。
■ イントロダクション(ボイスチャット機能・VRクラウド機能ともに必須) > クライアント側で使用するMUNテストサーバの待ち受けポート
サーバがダウンしている可能性があります
MUNテストサーバがダウンしている可能性がございます。
長時間接続できない場合には、お手数ですが、お問い合わせ窓口にてご相談ください。
同一ルームにログインできない。▲
認証IDが、クライアント間で一致していない可能性があります
UnityEditor上で生成される認証IDが、クライアント間で一致していない可能性があります。
以下のファイルが生成されているか確認してください。(存在しない場合、一度 Unity プログラムを実行してください)
・ Assets/Monobit Unity Networking/Resources/MonobitAuthenticateCode.asset
・ Assets/Monobit Unity Networking/Resources/MonobitServerSettings.asset
両方とも存在している場合には、一度上記ファイルを削除して、Unityエディタ上から起動して再生成したうえで、
実行バイナリのビルドを試みてください。
プロジェクト内の複数人で共同開発する場合、認証IDを共有したい。▲
認証IDの保存ファイルを共有してください
認証IDを共有する場合、以下のファイルを共有(リポジトリ管理)するようにしてください。
・ Assets/Monobit Unity Networking/Resources/MonobitAutenticateCode.asset
・ Assets/Monobit Unity Networking/Resources/MonobitAutenticateCode.asset.meta
認証IDの保存ファイルを共有後、一度 MonobitServerSettings.asset を削除してください
一度共有した後、各々の開発者間で MonobitAuthenticateCode.asset で管理している
Authentication Code が一致しているか確認してください。
一致していたら、Assets/Monobit Unity Networking/Resources/MonobitServerSettings.asset
を削除してください。
その後、Unityエディタの実行ボタンを押して動かせば、開発者全員の認証IDが一致します。
HTC Vive が正常に動作しません(実行してもVRヘッドセットに映像が映らない、など)。▲
様々な原因が考えられますので、まずは弊社サポートにお問い合わせください。
HTC Vive の設定は、他社製 VR デバイスの設定に比べても非常に難易度が高く、正常に動作させるためにいくつかの問題を解決させる必要があります。
残念ながら全てのノウハウについてお伝えしきれませんので、正常に動作しない場合、まずは弊社サポートにお問い合わせください。
弊社サポート窓口
http://www.monobitengine.com/contactform/
また、Facebookの「モノビットエンジン助け合い所」の場合、より多くの方からの知見を得ることができますので、こちらも是非ご活用ください。
モノビットエンジンユーザー助け合い所
https://www.facebook.com/groups/monobitengineusers/
現状こちらで確認できる対処方法について
ノウハウの共有する目的で、現状こちらで確認できているいくつかの対処方法をご案内いたします。
不具合に対する何らかの手助けになれば幸いです。
■ ベースステーション関連
・ チャンネル設定は正しいでしょうか?(片方がb、もう片方がcになっている必要があります。)
・ ステータスライトは「緑色」になっていますでしょうか?
・ SteamVR のアプリケーションから、ベースステーションの光学同期がきちんと認識できていますでしょうか?
■ ヘッドセット関連
・ ヘッドセットに直射日光が当たる環境になっていませんでしょうか?
・ ヘッドセットの認識を阻害する要素(障害物、Bluetooth機器)などはありませんでしょうか?
・ ヘッドセットの端子がリンクボックスに正しく接続できていますでしょうか?
■ リンクボックス関連
・ 全ての接続プラグがきちんと差込口に刺さっていますでしょうか?
・ 接続プラグの色と差込口の色は一致していますでしょうか?
・ リンクボックスに接続しているPC側 HDMI 端子は、非DisplayPortのものになっていますでしょうか?(直接HDMI接続できる形が望ましいです。)
・ リンクボックスに接続しているPC側 HDMI 端子は、HDMI-HUBなどで間接的に接続された状態になっていませんでしょうか?
・ リンクボックスに接続しているPC側 USB 端子は、USB-2.0 端子に接続していますでしょうか?(出来る限り2.0が望ましいです。)
・ リンクボックスに接続しているPC側 USB 端子は、USB-HUB などで間接的に接続された状態になっていませんでしょうか?
■ ルームセットアップ関連
・ ヘッドセット装着時、そもそもルームスケールの範囲外に出てしまう状態になっていませんでしょうか?
■ SteamVR 関連
・ SteamVR のデバイス認証設定でダイレクトモードになっていますでしょうか?(SteamVR のメニューから確認してください)
■ ソフトウェア的対処法
・ SteamVR のメニューから 設定 > 開発者 を選び、「SteamVR の全USBデバイスを削除」を実行したのち、PCを再起動してみてください。
・ SteamVR の再インストールを実行し、PCを再起動してみてください。
・ ViveSetup のアンインストール後 PC を再起動し、その後再インストールを実行し、再び PC を再起動してみてください。
パッケージに SteamVR Plugin を導入しましたが、実行しようとするとコンパイルエラーが発生してしまいます。▲
2016/08/20 現在 UnityAssetStore で公開されているバージョン(1.1.1)では問題が起きませんが、
将来的な SteamVR Plugin のアップデートに伴い、動作しなくなる可能性はあります。
まずはインポートした SteamVR Plugin のバージョンを確認してください。(UnityAssetStore の SteamVR
Plugin のWebサイトから確認できます。)
バージョンが 1.1.1 以外であれば、SteamVR Plugin の API が変更されるなどの影響から、動作しなくなる可能性は十分考えられます。
その場合には、お手数ですが、お問い合わせ窓口にてご相談ください。
問題を究明し、出来得る限り速やかに対応バージョンをリリースさせていただきます。
iOS10.0以降のiOSデバイスで、ボイスチャット機能を利用しようとするとクラッシュします。▲
iOS10.0以降のiOSデバイスでは、ボイスチャットにおける「マイクの利用」に関する、ユーザー使用許諾通知文の設定が必要です。
iOS10以降のデバイスの場合、アプリケーションがデバイスアクセスを要求するときに
「ユーザー許可を適切に要求しないと、アプリケーションプロセス自体がクラッシュする」ように仕様変更されました。
このため、ボイスチャットで必須となるマイクの使用許諾通知文(NSMicrophoneUsageDescription)の設定が必要で、
この設定を含めないと iOS10 以降の iOS デバイスで動作させることができません。
Unity 5.4.1 以降では、別途使用許諾要求に関するプロパティを組み込むことが出来ますが、
ここでは便宜上全てのUnity5.xプラットフォームで対応できる方法について説明します。
なお、この設定プロパティ項目は iOS7.0 以降より実装されているため、
iOS10対応をした時点で、iOS7.0未満のOSでは動作しなくなる可能性がありますのでご注意ください。
Unity上でiOSビルドを選択して生成されるXcodeプロジェクトディレクトリ内の「Info.plist」に、使用許諾通知文を書き加えてください。
まずは Unity 上で iOS ビルドを行ない、Xcode プロジェクトを作成してください。(ここでの説明は割愛します。)
Unity で生成した Xcode プロジェクトを開き、その中にある Info.plist をダブルクリックしてください。
自動的に Xcode 上でこの設定ファイルが開きます。
設定ファイルが開いたら、「Information Property List」の項目にカーソルを合わせ、以下の赤丸枠で示した「+」ボタンを押してください。
すると新しい「Application Category」の項目と、その要素についてプルダウンリストが現れますので、リストの中から、
Privacy - Microphone Usage Description の項目を見つけ、マウスクリックで選んでください。
その Microphone Usage Description の項目について「Value」の部分をダブルクリックすると値が設定できます。
ここでは、アプリケーションが起動した際に アプリケーションの利用者に対し、どういった文書で「マイクを使用する」通知を行なうか を設定します。
ここはそのアプリケーションに応じて、任意の文字列を設定してください。
設定が終わったところで、Mac(Xcode)のメニューから File > Save を選び、保存しましょう。
保存した後は、info.plist を閉じてしまって構いません。
この状態で Unity から出力した Xcode プロジェクトを立ち上げて起動すれば、
iOS10.0以降のiOSデバイスでもクラッシュせずにボイスチャットの利用が可能です。
Unity-Chan, SDユニティちゃん関連のWarninngが大量に発生しています。▲
ユニティ・テクノロジー様より頒布されているUnity5.x対応版修正パッチを御利用下さい。
同梱しているUCL関連ファイルにつきましては、Unity5 にて大量の Warning が発生するようです。
どうしても気になる場合、ユニティ・テクノロジー様より修正パッチが配布されておりますので、こちらを導入してみてください。
http://unity-chan.com/download/releaseNote.php?id=UnityChanScriptPatch
通信ラグが酷い状態なのですが、何とかなりませんか?▲
通信量が多くなる設計になっていないか、もう一度確認してみましょう
そもそも通信量が多くなるような設計をしていないか確認をしてみましょう。
MUNでの開発の場合、自然発生的に通信量が多くなっているケースとして、
例えば MonobitView を登録しているオブジェクトを大量発生させている、などが考えられます。
MonobitViewを減らす方策については、モノビットエンジンユーザー助け合い所 などで
詳細状況をお知らせいただければ、適切なアドバイスが出来るかと思います。
アプリケーション側で、「通信頻度」を調整してみてください
通信におけるラグにつきましては、弊社の環境、お客様の環境、お客様の契約プロパイダ環境、通信距離、etc... など、
様々な要因から発生することは免れません。
当面の対応策として、アプリケーション側での通信頻度を調整する手段がございます。
同期タイミングの変更 の項目を参考に、調整を加えてみてください。
Unity5.3 + MonoDevelopで開発していますが、オートコンプリート機能(Intelligence)が機能しません▲
Unity5.3に同梱されているMonoDevelop 5.9.6の不具合と思われます。
同様の案件がいくつかの他社ライブラリでも見られる現象のようですが、
おそらくは、Unity5.3 に同梱されている MonoDevelop 5.9.6 の不具合と推測されます。
(公式にはアナウンスされておりませんので、確かなこととは言えませんが)
申し訳ございませんが、現状以下の手段にて対応していただけますようお願いいたします。
・VisualStudio, Xamarin など、MonoDevelop 以外の他の IDE を利用する。
・Unity5.2 以前に同梱されている MonoDevelop 4.0.1 を利用する。
MonobitEngine.MonobitNetwork.GetRoomData() でルーム一覧が取得できない。▲
ロビーに入室しており、かつルームに入室していないことが条件です。
MonobitEngine.MonobitNetwork.GetRoomData() は、ロビー内に入室している場合でないと取得することはできません。
またルームに入室している状態では更新されません。
ロビーに入室するには、MonobitEngine.MonobitNetwork.JoinLobby() メソッドで入室するか、
サーバに接続する前に、MonobitEngine.MonobitNetwork.autoJoinLobby = true を設定してください。
また、ルームにいる場合には一度 MonobitEngine.MonobitNetwork.LeaveRoom() メソッドで退室してください。
問い合わせ窓口はありますか?▲
弊社専用の窓口について
お問い合わせは こちらのフォーム で受け付けております。
なお現在のところ、様々なお客様からのお問い合わせが多く、回答に数日、場合によっては一週間以上かかる可能性がございます。
早急な回答を希望される場合には、他の開発者様からの知見も早期に得られる期待もできますので、
下記「モノビットエンジンユーザー助け合い所」を御利用されることを強くお勧めいたします。
Facebook公式の専用窓口「モノビットエンジンユーザー助け合い所」について
Facebook に モノビットエンジンユーザー助け合い所 がございます。
弊社サポートはもちろん、モノビットエンジンを御利用されている多くの開発者様からの知見を得られる場所でもありますので、
問題の共有や早期解決、機能要望などを含め、是非とも御活用頂ければ幸いです。