VR VoiceChat with MUN の更新履歴について
目次
ver. 2.7.0
ver. 2.6.0
ver. 2.5.0
ver. 2.4.0
ver. 2.3.0
ver. 2.2.1
ver. 2.2.0
ver. 2.1.0
ver. 2.0.1
ver. 2.0.0
βリリース
ver. 2.7.0▲
リリース日
2020 年 5 月 8 日
リリース内容
■ 機能追加・変更
1. Microsoft HoLolens 2 に対応いたしました。
このバージョンより、HoLolens 2 を介した VR コンテンツのネットワークコンテンツが提供可能となります。
また、Microsoft Store 向けに HoLolens 2 用の ARM/ARM64 ライブラリを追加いたしました。
2. MonobitView を最上位にもつ最上位オブジェクトと別階層に存在するオブジェクトから、MonobitView コンポーネントを参照できるようにいたしました。
■ 不具合修正
ARM64向けAndroid ビルドに対応していない Unityバージョンの場合、ARM64 向けAndroid ライブラリを無効にするよう修正いたしました。
ver. 2.6.0▲
リリース日
2019 年 7 月 2 日
リリース内容
■ 機能追加・変更
1. Microsoft HoLolens に対応いたしました。
このバージョンより、HoLolens を介した VR コンテンツのネットワークコンテンツが提供可能となります。
※Microsoft HoLolens で実行するためには、Unity 側で「Windows Store Apps(WSA)」のプラットフォームを指定してから
ビルドする必要があります。
2. MUN 同梱サンプル NumericMatching において、検索条件についてGUI表示し、
より細微なレベルマッチング処理ができるようにいたしました。
■ 不具合修正
C# 版 MUN サーバに発生していた以下の不具合について修正いたしました。
a) 同一名&英大小文字の異なるキー(例えば Key , KEY, KeY など)のルームカスタムパラメータ上に存在するルームを作成しようとした場合、
サーバ側でルーム作成エラーを返すものの、そのルーム情報がデータベース上に滞留させたままになり、
同一名のルームを再作成できなくなる不具合を修正いたしました。
b) 同一名&英大小文字の異なるキー(例えば Key , KEY, KeY など)のルームカスタムパラメータ上に存在する場合、
登録側のクライアント側では登録できたように受け取ってしまう不具合について修正いたしました。
※ 同一名&英大小文字の異なるキーについては、サーバおよび全てのクライアントに対し
等しく「登録できないことを認識する」ようにいたしました。
c) 同一名のキーを保持するルームが複数作成された場合、先に作成されたルームカスタムパラメータの値が、
後から作成されたルームカスタムパラメータの値に上書きされてしまう不具合を修正いたしました。
ver. 2.5.0▲
リリース日
2019 年 3 月 26 日
リリース内容
■ MUN のバージョン更新に伴い、ベースエンジンをアップデート
MUN のバージョン更新に合わせ、本パッケージ内のベースエンジンも MUN2.6.1 に更新いたしました。
この更新に伴い、以下の点の機能が実装されています。
1) Unity2018.3 のバージョンに正式対応いたしました。
2) 64ビット版Android(Android-ARM64)に対応いたしました。
3) 同期対象オブジェクトの生成ルーチンを最適化いたしました、
4) 同期データのシリアライズ/デシリアライズについて最適化・高速化をいたしました。
5) メモリ管理処理について最適化・高速化をいたしました。
MUN 本体のバージョン更新内容につきましては、以下のページをご覧ください。
MUN の更新履歴について
■ MonobitVoice コンポーネントの機能拡張
・音声データの送信に関して、RUDPの有効化、ならびに暗号化の設定を行なえるようにいたしました。
・Encode/Decordのサンプリングレートのプリセット機能を追加いたしました。
・MonobitVoice コンポーネントから、使用中のAudioClip 情報を取得可能にいたしました。
■ Opus ライブラリのアップデート(Android 8.0 以降のデバイス対応)
音声データのエンコード/デコード処理を行なっている外部ライブラリ「Opus」をver1.2.1にアップデートいたしました。
これにより、Android 8.0 以降の端末で音声出力がされない不具合につきまして修正がなされました。
■ サンプル「MultiSpeakerSample」の追加
「発音者とは別にスピーカー音源が複数配置する場合」を想定して実装された組み込み事例です。
劇場や映画館のようなシーンステージの構成方法としてお役立てください。
ver. 2.4.0▲
リリース日
2018 年 8 月 10 日
リリース内容
■ MUN のバージョン更新に伴い、ベースエンジンをアップデート
MUN のバージョン更新に合わせ、本パッケージ内のベースエンジンも MUN2.5.0 に更新いたしました。
この更新に伴い、以下の点の機能が実装されています。
1) Unity2018.2 のバージョンに正式対応いたしました。
2) MUN/MRSのライブラリについて、すべての UnityEditor のバージョンでターゲットプラットフォームを自動的に割り当てられるよう改善いたしました。
今後、Unity5.5.x 以降のバージョンにて、手動でターゲットプラットフォーム修正を行なう必要性がなくなります。
3) Unity5.3.0 以降のバージョンにおいて、MonobitAutoLoginTemplateコンポーネントを使用した際に、
UnityEditor上での実行終了後、シーン情報がisLoadingのまま滞留してしまう不具合について修正をいたしました。
4) その他細微の機能強化、動作の安定性の向上、不具合修正を行いました。
MUN 本体のバージョン更新内容につきましては、以下のページをご覧ください。
MUN の更新履歴について
■ 複数のマイクデバイスが接続されている場合、どれを使用するかを選択可能に
実行中のマイクデバイスについて、PCなど複数の端末が接続されている場合、マイクデバイスを適宜選択し切替操作ができるように改良いたしました。
■ マイクデバイスが一時的に無効化された場合、デバイス再接続に伴う継続的なボイスチャットの運用を可能に
マイクの活線挿抜に対応し、マイク端末が再接続された後も継続的にボイスチャットが可能になるように改善いたしました。
ver. 2.3.0▲
リリース日
2018 年 6 月 14 日
リリース内容
■ MUN / MRS のバージョン更新に伴い、ベースエンジンをアップデート
MUN のバージョン更新に合わせ、本パッケージ内のベースエンジンも MUN2.4.0 / MRS1.4.0 に更新いたしました。
この更新に伴い、以下の3点の機能が実装されています。
1) WebGL出力(WebSocket, WebSocketSecure通信)に対応いたしました。
2) MUN/MRSのバージョン取得機能を追加いたしました。
3) その他細微の機能強化、動作の安定性の向上、不具合修正を行いました。
MUN 本体のバージョン更新内容につきましては、以下のページをご覧ください。
MUN の更新履歴について
■ MonobitVoice コンポーネントの機能強化
MonobitVoice コンポーネントに対し、以下の表記・機能を追加いたしました。
1. MonobitVoice Version パラメータ
MonobitVoice コンポーネントのバージョンを表示します。
2. Call bps callback パラメータ
このトグルをONにすると、ボイスデータの1秒間の送信データ量がビット数でコールバックに返ってきます。
■ MonobitVoice コンポーネントにて、Opus Codec 用の設定パラメータの操作を可能に
MonobitVoice の内部で動作させている音声のエンコード/デコード処理エンジン Opus について、
より詳細なパラメータを設定・操作できるようにしました。
設定できるパラメータにつきましては、以下のページをご覧ください。
■ ボイスチャット用コンポーネント(ボイスチャット機能・VRクラウド機能ともに必読) > MonobitVoice コンポーネント
■ MonobitStreamingPlayer コンポーネントの機能強化
MonobitStreamingPlayer コンポーネントに送信バッファカウンタを追加し、
送信データの許容量に対するデータ占有率を表示するようにしました。
■ その他の機能追加・改善内容
1. 受信データの総書き込み量を取得できる機能を追加いたしました。
2. 遅延再生のキャンセル&デコード処理におけるコールバック処理(OnEndDecode, OnEncode)を追加いたしました。
3. 無音検知処理について高速化を図りました。
4. その他、内部処理のパフォーマンス改善、軽微な不具合の修正を行ないました。
ver. 2.2.1▲
リリース日
2017 年 8 月 29 日
リリース内容
■ MUN / MRS のバージョン更新に伴い、ベースエンジンをアップデート
MUN のバージョン更新に合わせ、本パッケージ内の MUN も 2.2.0 に更新いたしました。
ver. 2.2.0▲
リリース日
2017 年 8 月 4 日
リリース内容
■ ルーム内の、特定の複数のクライアントに対してボイスチャットを配信(マルチキャスト配信)する機能を実装
ボイスチャットについて、従来までのリリース版では
・ ルーム内の全クライアントに対して配信(ブロードキャスト配信)
・ ルーム内の、特定の単独のクライアントに対して配信(ユニキャスト配信)
のみを可能としておりましたが、本バージョンはこれに加え
・ ルーム内の、特定の複数のクライアントに対して配信(マルチキャスト配信)
の機能を新たに追加実装いたしました。
これにより、「配信したい相手」「配信したくない相手」を適宜リアルタイムに変更できるようになります。
例えばFPSのチーム戦などにおいて、「ブリーフィング中は全員と会話したいが、
戦闘中は自分のチームにはだけ音声を伝えたい(相手のチームには音声を伝えたくない)」場合などで活用できます。
■ マルチキャスト配信機能実装に伴う、API の追加
本パッケージに含まれるマルチキャスト配信機能追加に伴い、以下の API を追加しております。
詳細につきましては、各々のページよりご確認ください。
1. ボイスチャットの送信方式の指定
MonobitEngine.VoiceChat.MonobitVoice.SendStreamType プロパティ
2. マルチキャスト配信の対象クライアントの指定
MonobitEngine.VoiceChat.MonobitVoice.SetMulticastTarget メソッド(1)
MonobitEngine.VoiceChat.MonobitVoice.SetMulticastTarget メソッド(2)
MonobitEngine.VoiceChat.MonobitVoice.AddMulticastTarget メソッド(1)
MonobitEngine.VoiceChat.MonobitVoice.AddMulticastTarget メソッド(2)
MonobitEngine.VoiceChat.MonobitVoice.RemoveMulticastTarget メソッド(1)
MonobitEngine.VoiceChat.MonobitVoice.RemoveMulticastTarget メソッド(2)
MonobitEngine.VoiceChat.MonobitVoice.ClearMulticastTarget メソッド
MonobitEngine.VoiceChat.MonobitVoice.GetMulticastTarget メソッド
■ ボイスチャットサンプル「SimpleVoiceChat」の追加
ボイスチャット専用サンプルとして、新たに「SimpleVoiceChat」を追加いたしました。
ボイスチャットについて、ユニキャスト/ブロードキャスト/マルチキャスト配信の方法について、シンプルで分かりやすいサンプルとして提供しております。
お使いのアプリケーションに対してボイスチャット機能を追加する際のご参考になれば幸いです。
「SimpleVoiceChat サンプル」の詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
■ ボイスチャット機能のサンプル(SimpleVoiceChat) > サンプル概要
■ UDP接続の場合の「Unreliable Mode」の追加
MUN サーバに対し UDP で接続した場合のボイスチャットの配信は、従来までのパッケージにおいては常に RUDP 配信でしたが、
ボイスチャットの遅延が著しい場合、RUDPの再送・順序機能を排した「Unreliable Mode」を選択できるようにいたしました。
この機能は、MonobitVoice コンポーネントの「Unreliable Mode」から切り替え可能です。
詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
■ ボイスチャット用コンポーネント(ボイスチャット機能・VRクラウド機能ともに必読)> MonobitVoiceコンポーネント
■ ボイスチャットの遅延送信に伴う「許容遅延時間」の設定機能の追加
クライアントの描画や MUN サーバからのレスポンスタイムの遅延などに伴い、ボイスチャットが「本来発信している側よりも著しく遅れて配信」される場合、
再生側がリアルタイムに聞き取れるよう、「許容遅延時間」の設定が出来るようにいたしました。
これにより、ボイスチャットの遅延が著しい場合、ストリームデータの切り落としが発生いたしますが、切り落としのストリームデータサイズが矮小なため、
聞き手側の音声出力において「ぶつ切り感」はさほど発生せず、かつ「よりリアルタイムな音声」を提供することができます。
この機能は、MonobitStreamingPlayerコンポーネントの「Allow Lag Ms」から設定可能です。
詳細につきましては、以下のページをご覧ください。
■ ボイスチャット用コンポーネント(ボイスチャット機能・VRクラウド機能ともに必読)> MonobitStreamingPlayerコンポーネント
ver. 2.1.0▲
リリース日
2017 年 6 月 9 日
リリース内容
■ 無音検知機能の追加
無音検知のための閾値を設定し、その閾値を超えないマイク音声入力については、
ボイスチャットの音声として送信しないように機能を追加いたしました。
これに伴い、以下の機能改善が行われています。
1) 発言以外の雑音・環境音について、他のプレイヤーに音声出力されません。
2) 雑音・環境音を送信しないため、トラフィックの軽減化が図れています。
無音検知の閾値設定方法につきましては、下記をご覧ください。
■ ボイスチャット用コンポーネント(ボイスチャット機能・VRクラウド機能ともに必読)> MonobitVoiceコンポーネント
■ MUN / MRS のバージョン更新に伴い、ベースエンジンをアップデート
MUN のバージョン更新に合わせ、本パッケージ内の MUN も 2.1.1 に更新いたしました。
この更新に伴い、シーン内の静的オブジェクトにアタッチされる MonobitView コンポーネントにつきまして、以下の2点の機能が実装されています。
1) コンポーネントを新規追加した際に、MonobitView ID について自動的に割り当てる機能。
2) MonobitView ID が 規定値(1 ~ 999)の範囲外に設定されている場合、Inspector 上で警告メッセージを出力する機能。
また、 MUN のベースエンジン MRS につきましても同時アップデートしており、MRS 1.1.1 に更新しております。
ver. 2.0.1▲
リリース日
2017 年 5 月 31 日
リリース内容
■ Unity 5.6.1 対応
Unity 5.6.1 の開発環境への対応を行ないました。
ver. 2.0.0▲
リリース日
2017 年 5 月 22 日
リリース内容
■ MUN 2.0 の採用
既にリリースされている弊社製品「Monobit Unity Networking 2.0 (以下、MUN 2.0)」を適用いたしました。
MUN 2.0 の採用(内部エンジンとして MRS を実装)することにより、βリリース時のボイスチャット機能の制約について、ほぼ解消されています。
よって、このパッケージより、正式版の「ver.2.0.0」としてリリースとします。
■ MUN 2.0 採用に伴うパフォーマンス改善
現行の最新リリース版(MUN 2.0.3)の機能に合わせ、以下の機能拡張・機能改善が施されました。
1. 同一認証IDによる MUN テストクラウドサーバへの同時接続人数について、20 から 100 に上限が増えました。
2. TCP プロトコルの通信機能に加え、UDP/RUDP による通信機能が追加されました。
3. Unity5.3 以降に同梱されている MonoDevelop 5.9.6 にて、オートコンプリート機能(Intelligence)が機能しない不具合が改善されました。
4. iOS10.3, および Android + IL2CPP でのビルドに対応いたしました。
■ ボイスチャット本体のパフォーマンス改善
ボイスチャット本体について、通信の最適化、および、Unity クライアント上におけるパフォーマンス改善(おもに、GC発生回数の軽減化)を施しました。
βリリース▲
βリリース版 VR VoiceChat with MUN の更新履歴について
βリリース版 VR VoiceChat with MUN に関する更新履歴は、こちらにあります。