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【バージョンアップ情報】VR Voice Chat ver.2.2.0 をリリースいたしました!
お知らせ【バージョンアップ情報】VR Voice Chat ver.2.2.0 をリリースいたしました!
【機能追加】
1. ルーム内の、特定の複数のクライアントに対してボイスチャットを配信(マルチキャスト配信)する機能を実装
ボイスチャットについて、従来までのリリース版では
・ ルーム内の全クライアントに対して配信(ブロードキャスト配信)
・ ルーム内の、特定の単独のクライアントに対して配信(ユニキャスト配信)
のみを可能としておりましたが、本バージョンはこれに加え
・ ルーム内の、特定の複数のクライアントに対して配信(マルチキャスト配信)
の機能を新たに追加実装いたしました。
これにより、「配信したい相手」「配信したくない相手」を適宜リアルタイムに変更できるようになります。
例えばFPSのチーム戦などにおいて、「ブリーフィング中は全員と会話したいが、
戦闘中は自分のチームにはだけ音声を伝えたい(相手のチームには音声を伝えたくない)」場合などで活用できます。
2. マルチキャスト配信機能実装に伴う、API の追加
本パッケージに含まれるマルチキャスト配信機能追加に伴い、以下の API を追加しております。
詳細につきましては、技術文書ページの「■ プログラミング・主要機能 (VoiceChat)」の項目をご覧ください。
3. ボイスチャットサンプル「SimpleVoiceChat」の追加
ボイスチャット専用サンプルとして、新たに「SimpleVoiceChat」を追加いたしました。
ボイスチャットについて、ユニキャスト/ブロードキャスト/マルチキャスト配信の方法について、
シンプルで分かりやすいサンプルとして提供しております。
お使いのアプリケーションに対してボイスチャット機能を追加する際のご参考になれば幸いです。
「SimpleVoiceChat サンプル」の詳細につきましては、
技術文書ページの「ボイスチャット機能のサンプル(SimpleVoiceChat)」をご覧ください。
4. UDP接続時のボイスチャット送信について「UDP/RUDP」を切替できる機能の追加
MUN サーバに対し UDP で接続した場合のボイスチャットの配信は、従来までのパッケージにおいては常に RUDP 配信でしたが、
ボイスチャットの遅延が著しい場合、RUDPの再送・順序機能を排した「Unreliable Mode」を選択できるようにいたしました。
この機能は、MonobitVoice コンポーネントから切り替え可能です。
詳細につきましては、技術文書ページの「■ボイスチャット用コンポーネント」内、「MonobitVoiceコンポーネント」の項目をご覧ください。
5. ボイスチャットの遅延送信に伴う「許容遅延時間」の設定機能の追加
クライアントの描画や MUN サーバからのレスポンスタイムの遅延などに伴い、ボイスチャットが「本来発信している側よりも著しく遅れて配信」される場合、再生側がリアルタイムに聞き取れるよう、「許容遅延時間」の設定が出来るようにいたしました。
これにより、ボイスチャットの遅延が著しい場合、ストリームデータの切り落としが発生いたしますが、切り落としのストリームデータサイズが矮小なため、聞き手側の音声出力において「ぶつ切り感」はさほど発生せず、かつ「よりリアルタイムな音声」を提供することができます。
この機能は、MonobitStreamingPlayerコンポーネントから設定可能です。
詳細につきましては、技術文書ページの「■ボイスチャット用コンポーネント」内、「MonobitStreamingPlayerコンポーネント」の項目をご覧ください。
【ドキュメント更新内容】
1. ボイスチャットパッケージで使用する「MunTestServer」のTCP/UDP ポート番号を公開いたしました
お客様の多くのご要望を受け、本バージョンリリースより「MunTestServer」のTCP/UDP ポート番号を公開いたします。
詳細につきましては、技術文書ページの「■ イントロダクション」内の
「クライアント側で使用するMUNテストサーバの待ち受けポート」からご確認ください。
※ 本バージョン以前、また MUN2.x で利用される MunTestServer のポート番号はこれとは異なります。
随時アップデートしてまいりますので、今しばらくお待ちください。